2022年8月8日月曜日

L298N モータードライバー の働き

Arduinoは出力する電流値の総和が限られています。
Arduinoに直接大電流を必要等するモーターをつなげると、Arduinoが壊れてしまいます。
そこでその間の仲立ちをするのが「モータードライバー」です。
L298N はそのモータードライバーの一つです。

12V と GND にモーターを動かすための電源をつなぎます。どうやら5V以上必要な様子です。

IN1 と IN2 に入った信号で OUT1 と OUT2 の電圧をコントロールして一号モーターを駆動します。
IN3 と IN4 に入った信号で OUT3 と OUT4 の電圧をコントロールして二号モーターを駆動します。
このドライバー一つで二つのモーターの制御が可能です。

IN1~IN4 はArduinoに
OUT1~OUT4はモーターにつなぎます。

IN1  IN2 片方に High を、もう片方に Low を送ると
OUT1 OUT2 の片方がプラス もう片方がマイナスとなり
モーターは 正転 または 逆転します。

IN1 IN2 両方に High を送ると、どうやらOUT1とOUT2は導通になるようです。モーターは停止(ブレーキ)となります。

N1 IN2 両方に Low を送ると、どうやらOUT1とOUT2は不通になるようです。モーターは停止(惰性回転)となります。

他のドライバーの使用上の注意ですが
「正転、逆転、ブレーキ 間で即切り替えてはいけない。貫通電流が流れてしまうから。よって、必ずその間に 1μ秒でいいから 停止(惰性回転)を入れる事」
だそうです。

このL298Nでも同様の注意が必要なのか不必要なのかはわかりません。
とりあえず、この注意点を守っていきたいと思います。