2022年8月11日木曜日

モーターに保護抵抗を付ける案

FA-130 と L298N との組み合わせについて

大丈夫という説
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10238146550

他、いくつかのサイトが問題にもせずこの組み合わせ工作を紹介している

ヤバいという説
https://elefine.jp/SHOP/L298MODULE.html

https://takeshi-1222.com/entry/Arduino-Nano-DCmotor

奥深い説
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1377296838
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諸説あり。

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FA-130RAモーター
operating range 1.5~3.0
nomial 1.5V
突入電流 800mA つまり動き始めるときは800mA必要
駆動電流 500mA
使用電圧範囲 1.5~3.0V
適正電圧 1.5V

モーター両端の抵抗 約0.5Ω(テスターでの実測)
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との事で「保護抵抗を直列に入れたらいいのではないだろうか」と考えました。(図参照)
電圧V1:L298Nの駆動用電源の入力  
モーター停止時 5.7V
モーター回転時 4.8V
(下記のいずれの抵抗器を使った時もほとんど変わりませんでした)

保護抵抗 :R 0Ω  5Ω  10Ω
と交換しV2を測定、目視観察をしました。

R=0Ω  V2=3.2V  回転は元気いっぱい。
R=5Ω  V2=3.2V  回転はややおとなしいか?あまり変わらず。
R=10Ω  V2=3.2V 回転はややおとなしいか?あまり変わらず。更に回転し始めるのが左モーター(何も抵抗を付けていない)より1秒ほど遅れる。

考察
V2がどれも3.2Vで変わりないことが意外であった。
R=10Ωで回転の始まりが遅れることは、右モーターの電流が"突入電流"に足りていないせいかと思われる。

結果
この問題は棚上げとする。
とりあえずは抵抗はつけなくてもつけてもモーターにかかる電圧はそんなに変わらない。そして大きな抵抗を付けると突入電流の不足から回転し始める時期が遅くなるという事がわかったので。

「保護抵抗」はつけずPWMの実験に入る。